学部AO入試の例
慶應義塾大学 SFC
生成AIを、自身の学びを深めるための
補助的ツールとして利用すること自体は認めています。
一方、志望理由・学習計画・自己アピール・任意提出資料について、
AI生成物を「受験生独自の成果物」とはみなさないとしています。
2026年最新 | 大学入試 × ChatGPT・生成AI
ChatGPTなどの生成AIが急速に普及する一方、
世界ではAI生成物の透明性を求めるルール作りが進み、
日本の大学入試でも生成AIに関する注意事項を明記する例が出ています。
世界の動き、企業、大学の公式情報をもとに整理します。
本ページで紹介する内容は、
大学全体に共通する統一ルールではありません。
同じ大学でも、学部・研究科・入試方式・年度によって
生成AIの扱いが異なる場合があります。
また、世界のAI規制、企業の参加状況、技術仕様も変更されます。
実際に出願するときは、その年度・その学部・その入試方式の
募集要項、提出書類、大学公式サイトを必ず直接確認してください。
「AIを使ったら、自動的に判定されて不合格になる」
と単純に考えるのは正確ではありません。
しかし、
AIが生成した文章・研究計画・作品等を、
本人が作ったものとして提出すること
は、大学・選抜によって明確に禁止されたり、
不正行為とみなされる可能性があります。
EUでは、AIによって生成・加工されたコンテンツを
人が認識しやすくするための透明性ルールが進んでいます。
AI生成コンテンツに関するAI Act第50条の透明性義務は、
2026年8月2日から適用されています。
約190
2026年7月末時点で、EUの
「AI生成コンテンツの透明性に関するCode of Practice」
に約190の組織が署名。
別のEUの取り組み
AI Pactは、AI Actへの対応を企業が自主的に早める取り組みです。
AIガバナンス、リスク管理、AIリテラシー等への対応を進めます。
※AI Pactの誓約自体は法的拘束力を持つものではありません。
UNIVERSITY 02
以下は「大学全体」の一律ルールではなく、
公開されている募集要項・選抜資料等の具体例です。
学部AO入試の例
生成AIを、自身の学びを深めるための
補助的ツールとして利用すること自体は認めています。
一方、志望理由・学習計画・自己アピール・任意提出資料について、
AI生成物を「受験生独自の成果物」とはみなさないとしています。
学部推薦入試の例
2027年度推薦入学試験(公募制)の
自己推薦書には生成AIについて明確な記載があります。
「自己推薦書の作成において、
ChatGPT等の生成AIを利用することは認めません」
と明記されています。
学部自己推薦の例
2027年度文学部比較芸術学科の
自己推薦入学者選抜では、
出願者自身で考えた文章を求めています。
志望動機・理由書について
人工知能等による自動生成を禁じる旨が明記されています。
一部選抜の例
例えば2027年度政治経済学部転科試験では、
出願書類について生成AI利用への注意が明記されています。
生成AIで書類を作り、自分で書いたものとして提出した場合、
不正行為とみなされる可能性や、
選考上の評価に影響する可能性があるとしています。
入学者選抜方針の例
入学者選抜における
生成AIツールの取扱いを公式に公表しています。
特段の指示がない限り、
入学者選抜で受験生が生成AIを使用することは
認めないとしています。
大学名だけで「OK・NG」を判断しないでください。
同じ大学でも、学部・学科・研究科・入試方式・年度によって
条件が異なる可能性があります。
必ず、自分が実際に受験する年度・学部・方式の
最新募集要項を直接確認してください。
CHECK 03
AI文章判定ツールは存在しますが、
「文章だけで100%確実にAI生成と断定できる」
と考えるべきではありません。
誤判定の問題もあります。
Google DeepMindのSynthIDのように、
AI生成・加工コンテンツへ人間には知覚しにくい
デジタルウォーターマークを付与する技術があります。
C2PAのContent Credentialsのように、
デジタルコンテンツがどのように作成・編集されたかという
「来歴情報」を記録する国際標準もあります。
入試で本当に注意すべきなのは
「AI判定器」だけではありません。
書類では専門的なことを書いているのに、
面接では説明できない。
読んでいない文献を引用している。
自分の経験と研究テーマがつながっていない。
総合型選抜では、
志望理由書・小論文・面接・本人の経験や考えが
一貫していること
が重要です。
YMG 04
AIに考えてもらうのではなく、
AIを使って本人の思考を深める。
YMG × GENERATIVE AI
大学のアドミッション・ポリシー、
自分自身の経験、文献、ニュース、歴史、
政治・経済・文化・科学など複数の視点をつなぎながら、
「なぜ?」を深めていく。
AI時代だからこそ、
最後に必要なのは、
生徒自身が考え、自分の言葉で説明できる力だとYMGは考えています。
公的機関・大学・技術提供元の一次情報を中心に掲載しています。
2026年8月19日時点で確認。最新情報は各リンク先をご確認ください。
※本ページは生成AI利用について一律の基準を示すものではありません。
大学・学部・研究科・入試方式・年度ごとに取り扱いは異なります。
実際の出願時には、必ず最新の募集要項・大学公式サイト・提出書類の注意事項をご確認ください。
※AI関連法制、Code of Practice、AI Pact、参加企業、AI判定・識別技術等も
今後変更・更新される可能性があります。
世界の動向についても各公的機関・技術提供元の最新一次情報をご確認ください。