YMGの重点対策
出願の指針:アドミッション・ポリシーと資格
【アドミッション・ポリシー:独立自尊の知性】
慶應文学部は、人文学の諸領域に対する深い関心を持ち、自ら問いを立てて論理的に解決しようとする強い探究心を備えた人材を求めています。「今の文化はこれでいいのか」と既存の価値観を批判的に捉え、日本語および外国語における高度な理解力と正確な表現能力を駆使して、学問の世界を切り拓く意志が評価の対象となります。
【出願資格:厳格な基準】
- 全体の学習成績の状況(評定平均)が【4.1以上】であること。
- 学校長からの推薦を得られ、慶應文学部を第一志望とすること。
- 約2,000字の自己推薦書において、人文学への深い探究心を論理的に記述すること。
合格に近づく「5つの批判的アプローチ」
既存の概念を根本から問い直し、事象の背後にある普遍的な論理を見抜く力を養います。
「靴」から社会階層を分析するように、日常に潜む不均衡を批判的に捉えます。
個人の感情がいかに社会的文脈によって形成されているか、客観的に分析します。
時代の「朝(転換点)」を分析し、歴史の因果関係を独自の視点で再構成します。
価値観が激変する瞬間の論理を学び、現代文化を問い直す「知の武器」とします。
完全網羅:慶應文学部「17専攻」リスト
KEIO LITERATURE × YMG
過去問を解くだけで終わらない。
「どう考えるか」と「何を学ぶか」まで。
YMGでは、慶應文学部・総合考査Ⅰ・Ⅱの
10年分の過去問を分析。
出題テーマを覚えるのではなく、
慶應文学部が受験生に
「何を読み、何を疑い、どう考え直すことを求めているのか」
まで掘り下げて対策します。
① 総合考査10年分から「慶應文学部の思考」を読む
読解 → 要約 → 前提を疑う → 別の視点から捉える → 根拠を示す → 自分の考えを組み立てる。
問題ごとのテクニックではなく、
初めて見るテーマでも考えられる思考の型
を身につけます。
② 「何に興味があるか」から、どの学問へ進めるかを考える
まだ専攻や研究テーマが決まっていなくても構いません。
興味・経験・読書・ニュースへの関心・日常の違和感などを対話で整理し、
どの学問から考えると、その問いがもっと深くなるのか
を一緒に探します。
たとえば「SNSと若者」という一つの関心でも、
社会学なら社会構造・集団・コミュニティ、
心理学なら認知・感情・行動、
哲学なら自己・他者・自由・倫理、
美学美術史なら表象・文化・芸術、
人間科学なら人間行動を複合的に考える。
同じ関心でも、学問が変われば「問い方」が変わります。
YMGが目指すのは、「専攻を決めること」だけではありません。
自分の興味や問題意識を、
哲学・歴史学・文学・社会学・心理学・美学・人間科学などの
学問の視点から捉え直すこと。
その力は、総合考査だけでなく、自己推薦書や面接、
入学後の学びにもつながります。
総合考査Ⅰ・Ⅱ 過去10年データ徹底解剖
■総合考査Ⅰ:英語を含む高度な記述(120分)
単なる読解ではなく、正確な「構文把握」と「文法運用力」を測る【英訳1題・英作文1題】が出題されます。厳密な記述力が合否を分けます。
■総合考査Ⅱ:キーワード記述(60分)
提示された「一つの単語」から論理を構築します。独自の警鐘を鳴らす知性の瞬発力が問われる独創的な試験です。
| 年度 | 総合考査Ⅰ 主要出典(英語含む) | 考査Ⅱ語 |
|---|---|---|
| 2025 | 隠岐さや香『文系と理系はなぜ分かれたのか』 | 風 |
| 2024 | 水野建雄『翻訳の不可能性』 | 鏡 |
| 2023 | テッサ・モーリス=スズキ『記憶を書きかえる』 | 沈黙 |
| 2022 | 中谷宇吉郎『科学の方法』 | 影 |
| 2021 | 岡田暁生『音楽の聴き方』 | 窓 |
| 2020 | 吉見俊哉『身体のリアリティ』 | 道 |
| 2019 | ハンナ・アーレント『人間の条件』的論考 | 時計 |
| 2018 | 上橋菜穂子『物語ること、生きること』 | 手 |
| 2017 | 今井康雄『模倣の教育学』 | 壁 |
| 2016 | ヴァルター・ベンヤミン的都市論 | 鍵 |
何が最適なのか
文学部に必要な「批判的思考」や「厳密な構文把握」は、対話と演習を往復することで磨きやすくなります。YMGでは少人数個別を基本に、2,000字の自己推薦書から総合考査まで、考え方の癖や弱点を確認しながら改善していきます。
